新型のパーツを旧型に。CB1100用アルミ製フロントスプロケットカバーを取り付ける。

2014-12-11

 

2010〜2013年までのCB1100のフロントスプロケットカバーは、

どえらい安モンくさいプラスチック製です。

 

 

それが2014年にマイナーチェンジでEXが追加された時に、

アルミ製に変更されました。

 

「いいなぁ~・・・・。」

 

と、展示されていたEXを指をくわながら見ていたゆるり氏。

「あ!もしかしたら初代のCBにも付くのかな?」

と調べました所・・・

付く付かないの話の以前に、

 

 

お値段なんと19,200円!!(税抜き)

 

 

ゲゲッ!!!

 

 

スプロケットカバーに2万円は、ちょっと高い・・・。

と諦めていたのですが、

ある日、某ヤ◯オクを覗いたら新品が半額で出ていました!

 

ポチッ。

即落札。

 

↓純正アルミスプロケットカバーの部品番号はこちらです。

 

 

そして届いた物を早速付けようとウキウキな気分であてがってみる・・・

 

な、なな、ななな・・・

 

 

なんてこったい!!

 

 

取付け位置が一箇所違いますやん!

しかも、なんとなく一筋縄では行かなさそうな微妙なズレ?

 

「もしかして出品者さんも旧型乗りで、取り寄せてみたけど付かんかったんかな?」

 

とか想像しつつも・・・

「無い物は作る、付かない物はなんとかして付ける。」

がモットーな僕。

 

「取り付けて勝利の雄叫びを上げてやる!」

 

と心に誓うのです。

さて、まずは並べてチェックをします。

 

 

取付け位置は、上の2ヶ所は同じですが下の1ヶ所が違います。

モデルチェンジにあたり、ミッションが5速から6速に変更されたのが影響されているのか・・?

はたまた、ただ単に旧型に新型のカバーを付けさせない為の開発者の嫌がらせなのか・・?

 

まぁ、僕はそんな嫌がらせには屈しませんよ!!

(↑嫌がらせと決めつけている。)

 

意地でも付けてやる~!

 

コンニャロメー!!

 

始めに、旧カバーから新カバーにゴムのブッシュ等を移植します。

 

そしてまずは取り付け穴がどのくらいズレているのか見てみましょう。

エンジン側の取付けボスの周辺に粘土をくっ付けて・・・

 

 

カバーの位置を合わせて、押さえつけると・・・

 

 

ほら、この通り!!

 

 

ざっと測るとピッチで20mmのズレですが、

ドいやらしい事に新型のカバー取付け部が奥に4mmほどズレています。

 

こりゃ嫌がらせやん!

(↑嫌がらせと決めつけている。)

 

始める前は板状のステーをかませば楽勝~と思ってましたが、これでは無理ですね・・・。

ということで、20mmピッチで4mm奥まったステーをサクッと製作。

 

 

そしてエンジンに取付け・・・

 

 

そっとカバーを被せ・・・・・

 

るも・・・・・・・・・・

 

干渉!!(泣)

 

よく見ると、カバー裏側の取付け部分の膨らみと、

 

 

エンジン側の取付けボスの間に、ほぼ隙間が無いということがわかりました。

 

 

とんでもない嫌がらせやないか!

(↑嫌がらせと決めつけている。)

 

負けてたまるか!

 

とばかりに、ステーの幅を太くして真ん中部分を逃した物を製作。

 

 

そして、エンジンに取付け。

 

 

またまたそっとカバーを被せ・・・・・・

 

るも・・・・・・・

 

バッチリで~~す!

 

  

勝ったぞ!!

 

うぉぉおぉォォォォーーー!

(↑勝利の雄叫び。w)

 

スプロケットカバーがアルミに変わるだけで、かなり質感がアップしますね。

嬉しいなぁ〜〜。

 

 

てか、これが本来の姿なんですよ!

プラスチックなのがおかしいのです。

 

 

コストカットし過ぎ!

 

 

てことで、

「そんなもん最初っからアルミの付けといてくれよぉ〜。」

と言わずにはいられない、アルミ製フロントスプロケットカバーの取付けでした。

ユルクラフトブログの最新情報をチェック!