どんな物でも土台が大切。CB1100用シングルシートの自作は続く。

2014-09-12

 

その1でタンクに干渉した部分をカットしましたが、

その2ではその部分を整えて次に金隠しをのっける為の土台形状を作ります。

 

ヤングな方々は、

 

「そもそも金隠しって何?」

 

って思っているかもしれませんが、

和式便器の前に付いている半円形状の囲いの事なんですよ。w

シートの後側をそんな和式便器の形状にしま~す!

 

あ・・・

やり方は完全にドシロートの自己流ですので、

 

「おい!やり方がおかしいぞ!」

 

とかそういうツッコミは一切無しでお願いします。w

まずはシートベースの修正ですが、右側がグラインダーで削ったままのとこです。

 

ガタガタです。

 

 

左側はベビーサンダーで整えました。と、言ってもまだ汚ないですね。w

使う道具は3つです。

 

 

全体的にはグランダーで削り、細かい所はベビーサンダー。

シートベースは最終的に布ヤスリ仕上げです。

 

ベース裏側は見えない所ですので、仕上げはこのぐらいでいいかな~?

 

 

いーーーーーんです!

 

自分が良ければヨシなんです。w

 

シート表側のスポンジは、先端部の不自然な盛り上がりも削ります。

ちょっとずつ整えていき・・・

 

 

なめらか~になるように。

 

 

グラインダーで削りますが、ちょっと力を入れすぎるとゴッポリとイッちゃいますので・・・

 

そぉ~~っと、

そぉ~~~~~~~~っと力を抜いて削っていきます。

 

 

あーーーーあ。

 

モチ肌だったのに汚くなっちまったよ。

最終的には座面全体に少しアンコ盛りしますので、先端はこんなモンでいいでしょう。

 

 

で、シート後端ですが、かなり斜めになっていますのでこの延長で金隠しを作ると

めっちゃ小っちゃい金隠ししかできません!

側面にアンコを盛って、垂直な形状にしたいです。

 

あと、タンデム部分のコーナーに丸みがつけられている為、そのままアンコを盛っていくと

コーナー部分に隙間ができてしまいます。

 

なので、まずコーナーは面取りして・・・

 

 

後側のコーナーも、少し削ってエッジを出し・・・

 

 

そこにウレタンチップスポンジでアンコを盛っていきます。

 

 

ウレタンチップスポンジは、厚みが20mmで330x330(mm)が9枚で1380円でした。

触った感じがシートのスポンジよりもやわらかいですが、もう買っちゃったんでしゃーない。

 

これでいきます。

 

 

ウレタンチップスポンジというのは、ウレタンフォームの端材を砕いてくっつけた物で、

廃材のリサイクル品みたいなモンなんですかね~?

なので安いのですが・・・

色々な種類のウレタンチップが混ざっていますので、たまに固いチップが入っていたりします。

 

座面に使う時にはよく気をつけて、なるべく固いチップの混ざっていない物を使わなければいけません。

 

欲を言えば、本当は一枚物のウレタンスポンジを使うのがいいのですが、値段が高いし、

僕も初めての試みですので上手くいくかもわかりませんし、予算の都合もあるので、

今回はチップスポンジを採用しました。

 

接着には「ボンドG17」という接着剤を使います。

 

 

業務用のデカイやつです。

この接着剤は安くて良くくっつきますが、硬化するとそこが少し固くなってしまうのが残念な所です。

 

それでは、実際にウレタンチップスポンジをシートに貼っていきま~す!

 

まずは、コーナーの面を取った部分と後側の斜め部分ですが、はみ出したところは、

あとで削ればいいので大きめに貼ります。

 

 

かなりテケトーですね。w

 

 

シート側とスポンジ側、両面にボンドを塗って少し乾いたらギュッと圧着すれば、すぐくっつきます。

でも完全硬化は24時間ですので、これでこの日は終わり。

 

おやすみなさいませ。

 

 

・・・・・・・・

 

 

翌朝‬、まだ24時間は経っていませんが大丈夫そうでしたので削ります!

待ちきれないヤツなんです。w

 

またまた登場、グラインダー。

 

ギュイィィィィィィーーーー!

 

軽~く当てないと、削り過ぎちゃいますんで・・。

慎重に・・・・慎重に・・・・。

 

 

上面を平らに削り、後側はできるだけ垂直になるように削りました。

 

 

これで、土台作り終わり!

次は、いよいよ金隠し部分でございます!!

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