レザークラフトには、縫い終わりに糸がほどけてこないようにする糸留めという工程があります。
使用している糸の種類によって留め方にも方法があり、麻糸を使用している場合には、
サイビノールなどの接着剤を使って留めるのですが、
ポリエステルの糸を使用している場合は、100円ライターなどで溶かして留めます。
現在、僕は「ビニモ ダブルロー付け 1番」というポリエステルの糸を使用しています。
レザークラフトを始めた当初は麻糸を使用していたのですが、なぜ「ビニモ」に変更したのか?
「ビニモ」の良い点を簡単にいえば・・・
- 色が豊富に選べる。
- 強度があり、丈夫である。
- 最初からロウが付いているので、ロウ引きをしなくてよい。
- 糸留めが楽である。
という4つのメリットがあるんです。
その中でも「ロウ引きをしなくてよい。」という事と、「糸留めが楽である。」という点が、
僕が選んだ理由でありまして・・・
めんどくさがり屋の僕にはピッタリ!
な、糸なんです。w
ただ・・・
レザークラフトに慣れた方には「簡単」と言われる糸留めですが、コツが必要だったりもしますので、
初心者にはちょっと難しかったりもします。
では、実際にやってみますね。
テストで端切れを縫ってみました。
縫い終わりに、少し(2~3mm程度)糸を残してカットする。
100円ライターなどであぶって溶かす。
溶かした糸を押さえてつぶす。
という3工程になります。
この中で「ライターであぶって溶かす」という工程が結構難しくて、あぶり方によっては
周りの革の部分を焦がしてしまったりもするんです。
革にケガキを入れ、カットして、菱目打ちして、縫って、最後の最後に糸留めしたら完成だ!
って所でコゲちまったら、
なんてこったい!!
ですよホントに。
めちゃめちゃショックです。
僕も何回やらかした事か・・・
あれ?・・・思い出したら、また目から熱いものが流れ・・・
(↑て、そこまでかい!w)
大袈裟ではありますがホントそれぐらいショックなんですよ。
そこで!
このヘタクソな糸留めをなんとかできないのか?
数をこなして技術を上げるしかないのか?
それまでにいったい何個の失敗作をこさえるのか?
それはヤダーーーーーー!
「困った時は常にググる。」という僕の考えから、藁にもすがる思いで今回もググってみました・・・
すると・・・
オッ!あった!
そこで出てきたのがこちらのアイテムなんです!
- FUNTEC カービングヒートペン 本体価格2,500円(税抜き)
他に必要な物は、アルカリ単3電池が1本だけです。
スイッチを押した瞬間に熱くなり、材料を切ったり溶かしたりと加工ができるみたいです。
早速、僕が使ってみた感想は・・・
とにかく簡単!
今まで上手に糸留めできなかった方でも出来る!
レザークラフト初心者にもオススメ!
これを使ってしまったら、もう100円ライターでの糸留めには戻れまへん!w
実際どのように使用するのか動画にしましたので是非見てみて下さい。↓
という事で、僕にとっての久々のヒット商品!
「ビニモ」の糸留めが苦手な方にピッタリな「FUNTEC カービングヒートペン」でした。
余談ですが、
これから写真だけでわかりにくい物は、YouTubeでちょいちょいと紹介していこうかと思っています。
ツーリング動画もできたらいいなぁ~。
お楽しみに!